母の日に思うこと

母の日に何を贈る？・・・・まぁ最初に母の日という言葉が頭に思い浮かんだら、次に浮かぶのはそういうことだろう。そして首を振り、「贈るものじゃなくて母を思って、伝えたい気持ちを物で表すならだって！・・・」と自分に言い聞かせる。
テレビでセレブだ、高級ブランドの新商品だ、そしてクリスマスからバレンタインのお返しなどという紹介では、ハイソ（死語？）な高価なものを取り上げられるので、洗脳されてしまっているが、そもそも贈り物は、自分の気持ちを伝える代弁者であるはずだ。物が先行してしまうから形式化したり意味を忘れた馬鹿騒ぎのイベントになってしまう。

愚痴っぽくなってけれど、母の日といえばカーネーションを贈るのが一般的。何故カーネーションかというと、この日の提唱者のお母さんが好きだった花というところから来ているらしい。そしてこのカーネーションの花言葉は、「婦人の愛」。カーネーションの色による花言葉は、

●赤・・・・・愛を信じる、傷心
●白・・・・・私の愛は生きている
●ピンク・・・熱愛
●黄色・・・侮蔑
●絞り・・・・愛の拒絶

間違っても赤いカーネーションはこの時期高いからって、黄色や絞りを贈ることは避けないといけない。
最近ではこのカーネーションを添えて、贈り物を母へプレゼントするという形が多いと思うけれど、その贈り物は最初に行ったように、「高いものを贈ったら喜ぶだろう」とか「最近の流行りらしいから、これを贈ろう」のように考えずに、最近の母親を思い浮かべて、そして交わした会話の中の言葉を思い出して、贈り物を決めるのがふさわしいと思う。
なぜなら、そうやって考えていることが、母を思う一時なんだろうし、そうやって考えることが心を通わせることになるのだろうからだ。
中々決まらない・・・・それはそれまでの間、あまり母について思ったり考えたりすることが少なかったから。そういうことではないだろうか。だからといって決まらないことは悪いことじゃなくて、大切なことを忘れていたなって、自省する機会を与えてくれたと思いたい。

ダイエーネットショッピングで色々なギフトをみて、一つ一つのものを見ていけば、何かのきっかけで、最近の会話の中で出てきたことや物が思い出せるかもしれない。間違っても、どれを贈ったらいいかなって、物ありきでは心は伝わらないと思う。

僕の場合は、あまり母を思いやる時が少なかったら、一ヵ月後のために、今からダイエーネットショッピングでギフトを見ながら母親のことを思い浮かべる日々をすごしている。

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