学生服の彼女

子供が学生服を着ているのをみると、大きくなったなぁっていつも思う。
小さな赤ん坊だったころのこと振り返り、彼女の幼いころの仕草や、可愛らしい思い出を振り返るとき、少しでも育児に関わっててよかったとつくづく思う。
父親の場合、大概の家庭でも変わらないことといえば娘をもてば、思春期を迎えるころには話をしたりいっしょにいる機会がすごく減るということだろう。「嫌われたくない」というか「関わりたくない」と思われたくないという気持ちが、距離をつくることにもなるのかもしれないが、まぁ、「女になっていくんだからしかたがないこと」と僕の場合はサバサバとした感じで彼女と向き合ってきた。

彼女の幼いころについて振り返るきっかけとなったのは、妊娠・出産・育児のサポート　産むぜ！ベイビーの育児インタビューを見る機会があったからだ。真面目に一生懸命に家庭に仕事に取組む男性のインタビューは、新鮮でそして自分の育児を振り返る出会いだった。

彼女は赤ん坊のころ夜泣きがひどく、夜寝られるもんじゃなかった。
だからうちでは、夜は僕が彼女の相手をするようにして、昼間は仕事があるから妻が面倒を見た。
仕事から帰ると彼女をお風呂に入れて、とりあえず寝かしつける。おむつの始末や、夜泣きした彼女を抱いて寝かしつけるのが僕の役目だった。だから妻は夜はゆっくり寝ることができる。僕ができる精一杯をやったと今でも思ってる。
残念ながら彼女が初めて「ハイハイ」したり「立ち上がったり」したのは全部昼間のことで、報告を受けるだけだった。
今の大きくなった彼女をみて、幼いころの振り返るといつも、彼女が僕の上で腹ばいで体を上下に動かす姿だ。なぜかそれがいつも頭に思い浮かぶ。それだけでも自分が育児に関わったからだと満足してる。

育児に関わる男性は少ないかもしれない。関わってると思っていても、家族から見れば関わってると思われていないこともある。
母親同士は意見交換なんかを頻繁にするけれど、父親同士でそんな育児の意見交換なんて少ないから、一方的な自分の思い入れだけで行なってしまうからかもしれない。
今では妊娠・出産・育児のサポート　産むぜ！ベイビーのようにSNSで、男性も女性も育児について近所だけでない、人其々の様子を知ることができる。このサイトで自分がいま関わってる育児について、独り善がりでないかどうかも確かめるきっかけにもなるだろう。
気軽気ままな書き込みをすれば、誰かのささないなコメントで、育児への取り組み方が将来納得のいく結果に繋がるかもしれない。

僕の娘。彼女は気さくに話し掛けて学校であった友達同士の些細な出来事や、友達関係の悩みを話してくれる。
しかし離婚した妻は僕を指して、家庭を振り返らず娘になにも親らしいことをしなかったっと言った。
育児が独り善がりにならないようにという忠告は、僕の体験から伝えることだ。

　

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妊娠・出産・育児のサポート　産むぜ！ ベイビーSNS　（N）

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